毎日忙しくて、自分の心のケアって後回しになりませんか?
でも、「自分が今何を感じているのか?」に注意を向けることは大事ですよ。
私は昔 心理学を勉強していたことがあります。
カウンセリングも数年にわたって受けていました。
心って目に見えませんが、大事だなーって思います。
なぜ大事なのでしょうか?
そして具体的にどのようにしたらよいのでしょうか?
自分と向き合うと人生が充実してくる
自分が何を考えているのか、どんなことに興味があるのか。
紙に書き出すことで少しずつですが自分のことが分かるようになってきます。
「人は1日6万回思考する」と言われています。
自分が気に留めなければ、思考はどんどん次へ次へと流れていってしまいます。
自分と向き合うと、流れていってしまう自分の思考を確認することができるんです。
周りに流されてしまうのではなく、自分の軸をしっかりとつかむような感覚。
こういう風に生きることができると、人生がすごく充実してきます。
自分と向き合うということは、川岸にあるたくさんの砂や小石の中から砂金を見つけ出すような根気のいる作業かもしれません。
すごく汚くてびっくりするようなものが出てくるかもしれません!!
でも、キラッ☆と光る砂金だって見つかるかもしれないんです。
たった一人の人間の中にも、すごく大きな世界があると思います。
その世界の中に、自分でも忘れていたような素晴らしいものを発見できたなら感動です!
自分と向き合う時間は毎日1時間が目安
では具体的に、どのようなことをすればよいのでしょうか?
私はできるだけ、毎日1時間ほど時間をとってノートに自分が考えていることをバンバン書き出していきます。
何を書くのか?っていうと「考えたこと、思ったこと、気になること、やらなくちゃって思ってること、嫌だなーってこと」など、とにかく何でも書いています。
書き出す内容に、何も制限はありません。
とにかく頭の中に浮かんだことを全部書き出すっていう気持ちでやっています。
字は汚くって、ほとんど殴り書きです。でも気にしなくていいんです。別に誰に見せるわけでもなのですから。
「きれいに書く」よりも「全部残らず書き出す」というほうを大切にしています。
自分が思っていることを書いて、目に見える形にすると「客観的に自分を見れる」んですね。
そうすると「私ってこういうこと考えてるんだな。こんなことが好きなんだな。このことはよっぽど気に入らないんだな(笑)」と、少しずつ具体的に自分が考えていることがわかってきます。
こういう作業は、時間が長ければいいってものでもないんです。
長くやっていると、だんだん間延びしてきて手が止まっている時間の方が長くなってきます。
これだとあんまり意味がないな、と最近気付きました。
「やってるつもり」になってしまい、効果は少なくなってしまいます。
それよりもたとえ5分でもいいので、集中してどんどん書き出す方が時間を有効に使えると思います。
忙しすぎて毎日1時間もとれないよ!
毎日1時間のまとまった時間を捻出するのは大変なことですよね!
仕事をしていれば、仕事以外の時間をあてなければいけません。
子育てしてると、ほぼ24時間営業みたいな・・・。(笑)
気付くと子供と一緒に寝落ちしてるとか・・・。(汗)
ただでさえ忙しいのに「あたしのこと殺す気か―――」って叫びたくなるのもわかります。
うんうん。
確かに最初から1時間捻出するのは難しいです。
だからと言って、何もしないままだと何も変わりません。
とりあえず1日5分からスタートしてみませんか。
5分ならできそうですよね?
スキマ時間を狙って5分を自分のために使いましょう!
マザーテレサは、「愛の反対は憎しみではない。無関心だ。」と言いました。
「自分に関心を持つ」ということは「自分を愛する」ってことだったんですね。
自分を愛することができると、世界がキラキラしてきますよ!
「紙に書き出し自分と向き合う方法」について参考になる本の紹介
最後に、紙に書き出す方法について役立つ本をご紹介しますね。
良かったらこういう本も参考になさってください。
こちらは「夢をかなえる人の手帳」を作っている藤沢優月さんの本です。
前半は心やノートの書き方についての説明。
後半は実際に書きこむページ。
という構成になっています。
前半に説明されている「人の心の仕組み」はとても高度な内容になっていると思います。
普段の人間関係の中で、もやっと感じる違和感だったりを、きっちり言葉で説明してくれています。
とてもわかりやすく、時には可愛いイラストもあるので読みやすいですよ。
後半の書きこみ式のワークもぜひ手を動かして書いてみて下さい。
読むだけでも勉強になりますが、やはり手を動かしてやってみないと本当の理解は得られません。
行動あるのみ!です。